あなたが想像する「好奇心」と、みんなが感じている「農家」は、もしかしたらまったく違うのかもしれない。そう思ってみると、ちょびっと不思議じゃない?

二人で叫んだ水曜の夜

よく晴れた土曜の夜は料理を

チカコが、アパートのベランダにて、トマトを育てている。
実ったらトマトソースを作りたいそうだ。
育てているとは言うものの、頻繁に水分を与えないし、近くでタバコを吸うので、ミニトマトの環境はぜんぜん良くない。
丸一日水も肥料もあげなかったと言う時の、ミニトマトの見てくれは、葉がだらりとしていて、まさにがっかりしているシルエットに見える。
申し訳ない気分だったので、水をたっぷりあげると、あくる日の朝のミニトマトは元気に復活していた。

前のめりで自転車をこぐ彼女とあられ雲
学生のころよりNHKを見ることがとっても増えた。
昔は、父親や祖父が視聴していたら、民放のものが視聴したいのに考えていたが、ここ最近は、NHKを好んで見る。
若者向きの番組がすごく少ないと考えていたのだけれど、ここ最近は、おもしろいものも以外と多いと思う。
それとともに、かたい内容のものも好んで見るようになった。
それに加え、暴力的でない内容のものや息子に悪影響がすごく少ない内容のものがNHKは多いので、子供がいる現在は視聴しやすい。
NHK以外では、アンパンマンでさえすごく攻撃的だと思う。
いつも殴って解決だから、私の子供も私を殴るようになってしまった。

汗をたらして走る弟と気の抜けたコーラ

梅雨がこないだ明け、今日蝉の鳴き声で目が覚めて、少年は「あぁ夏だなぁ。」と思った。
夏休みが始まる前の日曜の午前中、少年は縁側でアイスクリームを舐めていた。
頭の上では風鈴がときどきチリリンと音を立てた。
朝から暑い日で、日光が座った少年の足を照りつける。
少年は元気に半ズボン姿だった。
汗が頬を伝って流れ、アイスクリームもとろけてきた。
少年は、近くの屋外プールのプール開きを待ち焦がれていた。

目を閉じて話す彼女と霧
かつて、父も母も、娘の私の人付き合いに対し大いに積極性を求めてきた。
平均から遠のいては良くない、とも。
とても生きにくい時代だったと思う。
一日が終了すると、ほぼ毎日偽りの生活を嬉しそうに母に告げる。
これで、安心したような顔を見せてくれる。
ちょっとでも変わったことをすると、浮く。
こんなことばかり考えていた学生時代の自分と母親。
気の毒な過去だと思う。

のめり込んで泳ぐ弟と履きつぶした靴

さやかちゃんはパッと見おっとりしているように見えるけれど、アクティブな女性。
愛しの旦那様と、1歳の賢治の、仲良し3人一家で、ドーナッツ屋さんの向かいのマンションに住んでいる。
正社員の仕事も育児もささっとこなして、毎日が充実していて、時間の有効活用は得意。
少しでも時間があれば、今夜は空いてる?と絶対メールを入れてくれる。
私はよく桃ゼリーを持って、さやかちゃんのうちに向かう。

一生懸命踊る友人と冷たい肉まん
とあるいつもと違うような内容の仕事が舞い込んできたとき「大丈夫だろう」などと思っていた新米の頃。
その時、私たち新米のみんなが「終わってみたら意外に簡単だったりして」と不真面目にとらえていた。
そしたら指導担当の先輩が口を切ったセリフが記憶に残っている。
「目的のために充分に準備をしたからこそ、終わってからなんてことなかっただけ。
なので、今のあなたたちのように簡単にとらえていて、運よく内容が単純だったという意味は含まれていません。
過ぎてしまえばなんてことないと言う言葉の裏にあるのは、真逆です。
前からじゅうぶん学び準備を進めたからこそ能力が業務内容を越えて、業務が円滑に進んだと言っているだけです。
しっかりやる気になりましたか?
なめていないで頑張りましょう。」
という事だった。
それから、私たちは頑張って勉強しじゅうぶん仕事をすることができた。

怒って泳ぐ君と冷たい雨

オフィスで就いていた時の先輩は、社長の娘で、まさにお嬢様だった。
小柄で素直でハイテンションで、動物を愛する先輩。
動物愛護グループなど設立して、しっかり活躍を行っているようだった。
革の使用反対、お肉食べない、動物実験取りやめ賛成。
一回、家にお邪魔したことがある。
都心にある背の高いマンションで、東京タワーが見える。
その先輩、毛並みが清潔なシャムと同居していた。

自信を持って熱弁する先生と夕立
喜んでもらえる贈り物を思いつかなくてはと思っている。
結婚記念日が近くて、嫁に何か贈り物をあげたいのだけれども、しかしとっても良いおくりものがうかばない。
家内に何か手に入れたいものがあれば、話は早いが、あまり、物欲がないので、欲しい物が見当つかない。
ですが、秘密でなんか見つけて驚かせて喜ばせたい。

雪の降る大安の早朝にお菓子作り

「富士には月見草がよく似合う」というよく知られる名言を記したのは小説家の太宰だ。
太宰はバスに乗って、御坂山塊を越えて、今の甲府まで向かっていた。
そこでたまたま一緒になったお婆ちゃんが「月見草」と独り言を言う。
その一声で、気付いた太宰の視界に見えたのが月見草、と、日本一の名山富士山である。
富岳百景のこの部分は、日本一の名山を説明するときに欠かしてはいけない。
多くの文芸に登場する、3776mの名山だ。
どの場所から見ても同じように、綺麗な形をしているために、八面玲瓏という表し方がよく合うと口にされる。
なるほど、と思う。
私が好むのは春の富士山だ。

ゆったりと吠える君とオレ
きのうは、梅雨があけてから初めて大雨になった。
ウキ釣りの約束をいとことしていたのだけれど、雷までなっているので、さすがに危なそうで行けそうにない。
一度、雨がやんだので、できれば行くということになったのだが、釣りに行く道具の準備を終えて、行ってみたけれど雨が降ってきた。
次の機会にと話して釣り道具を片づけた。
明日からは雨じゃないそうだ。
なので、今度こそ行ってみよう。
天気のよい休みにと言って釣り道具をなおした。
来週は晴れらしい。
その時は、次こそ行こうと思う。

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